昔、中国雲南イー族の間では多神崇拝がはやっていましたが、清朝初期に道教が盛んになりました。19世紀の末、カトリック、キリスト教が入ってきたが、信仰するものはすくないでした。
中国雲南イー族は、中国においてはわりに人口が多く、居住地域が広く、悠久な歴史を持つ少数民族です。大昔から、中国雲南イー族の祖先はすでに中国南西地区で生活し、子孫を増やしてきました。古くから陝西、甘粛、青海に居住していたいくつかの羌(きょう)族の分派が南下して、長い歴史の流れの中で南西地区の原住民部落の人たちとだんだんと融合してから、中国雲南イー族が形成されました。雲南イー族の足跡は今日の中国雲南、四川、貴州の3省の広い範囲に及んでいました。
中国雲南イー族らは皆自分たちは仲牟由の子孫だと称し、その6人の息子によって「六祖」部落が誕生したといいます。中国雲南イー族の歴史における重要な特徴の一つは、長期にわたって奴隷制度を維持してきたことです。20世紀に入っても一部地域にはまだ奴隷制度が残っていましたが、新中国の成立後、やっと民主改革と社会主義的改造が行われました。中国雲南イー族の人びとは地域によって「諾蘇」、「納蘇」、「羅武」、「羅羅」、「米撒溌」、「撒尼」、「阿細」、「阿西」などがそれの自称があり、大多数の中国雲南イー族の人たちの願いに従い、「イー」が統一した民族の呼称とされるようになっりました。 |