雲南ヤオー族の盤王節祭は雲南文山に住むヤオ族が祖先盤古を祀る行う盛大な行事です。かつは盤王節祭の時間は異なりますが、解放後、毎年農暦10月16日と決められにました。
雲南ヤオー族の盤王節祭前、村村では祭壇を設け、その真ん中には盤王像を揚げ、4周には真武、功曹、田公、地母などの像を祭られます。
農暦10月16日ーー盤王祭の早朝、盛装したヤオ族人々が村の中心に集まります。爆竹の鳴る声くとともに、村中の徳望を集める長老が供え物の豚頭、糯米餅、鶏肉、酒などを盤王祖先に奉り、5穀豊穣、無病息災などの祭文を読みます。華やかな衣装着た人人は銅羅、大鼓の囃子に合わせて盤王歌を歌い、上下に飛び跳ね、左右に回り、激しい盤王踊を踊ります。
雲南ヤオー族の盤王節祭の盤王歌はヤオ族の書中記録された洗練たる7字詩で、古雅たる重厚な曲律で盤王の1生の事績を描写するヤオ族歌謡です。盤王踊は大昔、ヤオ族の先祖が銃猟、出征、殺敵、農耕など様子を表現する舞踏です。
雲南ヤオー族の盤王節祭の夜、境内には花火を打ち上げたり、歌掛もして盛大を極めます。
雲南ヤオー族の盤王節祭について伝説があります。「後漢書、南蛮伝」に記録によれば大昔、ヤオ族部落の高王と平王の間に戦争が起こりました。平王は高王の首を取って来た人に姫を与えるとの布告を出しました。盤瓠という竜の犬がそれを耳にして、海を渡って高王の身回りに行って、高王の信を得ました。ある日、盤瓠は高王の酔う酒のうちに、その首を噛んで取って平王に持参しました。平王から姫をもらい受けた盤瓠が姫を連れて山中に入って王となりました。人間となりたい犬の盤古が姫に自分の頭を7日7夜で蒸しようと求めました。姫は夫の頭を蒸し器に置いて火で蒸しましたが、夫の命に心配して6日目に蓋を取り、その頭を取り出しました。結果、犬の盤古は人間と化けましたが、頭の後ろは又1部の毛が残されて、これから盤古はずっと黒いもので頭を包んでいます。
盤王は姫と結婚した後、6人の息子と6人の娘を生んで、息子と娘にそれぞれの102の姓をつけ、それは最早のヤオ族12姓となりました。盤王は王となったけれども、依然として息子と娘達に労働や猟の方法を教えて、つましい生活を送っていました。ある日、盤王は6人の息子とともに山中に狩猟して、ヤギを追いかけたところに険しい崖から転落して死にました。盤王の息子と娘達が悲しくで木を切って太鼓を作り、大鼓をたたきながら、泣いたり歌いたりして盤王を追悼しました。その後、ヤオ族の伝統祭となり年年行い続きます。今なおヤオ族らが犬肉を食べない風俗もあります。 |